野球・スポーツにおけるケガを予防する「内臓マッサージ」

ケガの原因はさまざまですが、内臓のコリや癒着(動きがわるくなる)ことも、大きな影響を与えています。

内臓に指令を出している神経ですが、指令を出すだけでなく、内臓からもフィードバックを受けるため、神経の信号は行きと帰りがあるのです。

つまり、内臓の機能低下があると、すくなくともその周辺の神経に異常を起こします。

心肺 ⇒ 肩周辺
胃 ⇒ 上腕二頭筋など
腸 ⇒ 股関節
すい臓 ⇒ 広背筋
脾臓 ⇒ 僧帽筋(中部・下部)
腎臓 ⇒ 腸腰筋
副腎 ⇒ 縫工筋、薄筋
目 ⇒ 僧帽筋上部
生殖器 ⇒ 殿筋など
肝臓 ⇒ 大胸筋

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このように影響があるといわれています。他にもたくさんあります。トレーニングをがんばっているのに、プロテインの飲みすぎで肝臓を疲れさせてしまい、大胸筋が働きづらくなってしまうということもあるようです。
ケガを何度も繰り返す選手は、内臓的な部分から影響を受けていたり、それが食事や栄養バランスからの影響も考えられるのです。

前提として栄養バランスを整えた上で、内臓の状態を整える方法として、内臓のマッサージをお勧めします。

お腹を指でぐーっと押してみると、ところどころ痛みが強いところがあります。
内臓も筋肉なので、通常筋肉がこっているときと同じような痛みで、これもマッサージによって緩めてあげることが大切。

じわじわと、1回5秒以上かけて押して行きます。徐々に緩んでいくのを感じられると良いかと思います。

真ん中だけでなく、骨盤や肋骨の際なども、ゆっくりゆっくりマッサージします。
終わった後体が軽くなったように感じられたら成功です。

この軽くなった感じというのは、筋肉もしっかり働ける状態になったということでもあります。つまりケガの原因をひとつ減らすことが出来ているのです。

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