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野球肩について

首の位置

首の位置が悪いことが野球肘、野球肩に与える影響はとても大きなものです。それらの痛みを抱える選手の多くが、頭が正しい位置よりも前(首猫背の状態)にあることが目立ちます。これは、肘や肩の筋肉を動かす神経が首の骨(頚椎4~6番あたり)から通っているため、首の姿勢が悪くなることで筋肉に正しく神経が通らなくなってしまいます。これらを修正することで、繰り返し起こる痛みなどの予防や改善に役立ちます。

骨盤-背骨-肩甲骨

野球肩の原因はほとんどの場合、肩にはありません。いくら肩のストレッチやインナーマッスルのトレーニングを行っても、肩以外のところに原因があるために改善されないのです。
そのほとんどが骨盤-背骨-肩甲骨までの連動した動きです。骨盤の向きが誤った方向を向いてしまえば、背骨も曲がり、肩甲骨もスムーズな動作を失われ、結局肩関節に大きな負担をかけてしまうのです。
骨盤の正しい位置を動作の中で作っていくことで、その上に乗る背骨や肩甲骨の位置も正しく置くことができ、肩にかかる負担を極力減らすことが出来ます。肩が痛かったとしても、骨盤を正しく動かすコンディショニングトレーニングを行わなければ改善することは出来ないと考えられます。

肩を使わず、肩を回す

野球肩のほとんどが肩甲上腕関節と呼ばれる、腕の骨の付け根の部分を中心に起こしています。これが何を表しているかといえば、その部分しか動かせていないということです。肩は肩甲骨が連動して動いていなければなりませんが、この肩甲骨の動きが失われた中で肩を回そうとするために、肩甲上腕関節に負担が大きくかかります。
逆に、背骨や肩甲骨を中心に肩を回すことが出来れば、ほとんど肩甲上腕関節を使わずに肩を回すことが出来ます。
野球肩を予防し、改善するためにはこうした動作を身につけるため、骨盤や背骨、肩甲骨の動きを改善する必要があるのです。

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