逆スイング、逆投げでケガを防ぎ、パフォーマンスを高める
たくさんの有効性がある中で、コンディショニングの観点からです。
身体は歪みが強まるような刺激が入ると、
それがストレスと感じて一時的に筋力ダウンすることがたくさんあります。
例えば身体を捻る動作。
右投げ右打ち、左投げ左打ちなど、同方向にばかり使っていると、
その方向に身体が歪んでいきます。
その捻りの歪みが大きければ大きいほど、
一時的な筋力ダウンは大きく起こります。
つまり逆の動きのトレーニングもして筋力バランスを整えておかないと、
何球か投げたり打ったりしたときに筋力が一時的にダウンしてしまうため、
パフォーマンスの低下やケガの原因となってしまいます。
捻りの動作のあとに肩の筋力が一時的にダウンすれば、
もちろん肩も痛めますし、それはどの関節にも起こり得ることです。
スイングの後に走りづらさなどを感じる選手は、特に要注意ですね。
必ず歪みが起こらないように、同じ数を逆スイング、
シャドウするように心がけることが大切。
中も後半に力を落とさない工夫として取り入れたいですね。