◆「野球肘と首」◆
首の位置が悪いことが、野球肘に大きな影響を与えます。
何度も繰り返して故障するリスクの多くは、
直接的に肘の筋肉の緊張が起きているからではなく、
首などの他の部位に根本原因があることが多いのです。
ゲーム、勉強、デスクワークなどの姿勢が、
首の位置を悪くする原因になりやすいです。(猫背)
具体的には、頸椎4~6番などが肘周辺の筋肉を動かしているため、
首が前に出た姿勢が影響をもろに与えます。
たいていの選手が首の位置が少し前にあるため、
野球肘ではない選手も、修正することでパフォーマンスが向上する可能性があります。
それではコンディショニングを紹介します!
◆実践編・コンディショニングトレーニング◆
今回は首のマッケンジー体操を紹介します。
マッケンジー体操は、背骨の動きを改善するための、
カイロプラクティックなどの治療法の一種です。
・真っすぐに立ちます(猫背にならないように)
・顎をひきながら首を後に引くように(首を短く)します
・さらに顎を指で上斜め後ろに押していきます
このときも顎は引いた状態を維持します。
10秒を3セットほど行いましょう。
動画でこちらを見ることが出来ますので、是非クリックしてみて下さい。